絵本が好きな子になる絵本「くだもの」
絵本講師の和ママです。
私が子育て中のママさんからよく聞くお悩みが、
「うちの子は絵本を見ない、読んでくれない、興味がない。」というものです。
ページをばーーっとめくるだけ。読んでいるのにすぐにどこかに行ってしまう。赤ちゃんなら本をかじってぽーい。💦
負けずと奮闘するママさん達は、日々本当にがんばっておられると思います。
ママが張り切って絵本を読んでも、見向きもしてくれないとへこみますよね・・
「このままだと本や読書が嫌いになるのでは・・・」
「学校に行ったら国語の成績が悪くなるのでは・・・」
と心配されるかもしれませんが、
まずは、本当にお子様が興味を持ってくれそうな本を選ばれていますか?
最初の取っ掛かりかりは、とにかく好きになってもらうことが優先です。
この時は自らエンターテイナーになったつもりで、わが子というお客様に絵本をとことん楽しんでもらいましょう。
そんなママ達にも演じやすくて、お子様が絵本好きになる絵本をご紹介します。
「くだもの」 平井和子作 福音館書店です。
和ママおすすめポイント
- 絵が丁寧で緻密
- おいしそうなくだものを一緒に食べるまねっこ遊びができる
- 絵本に興味がない子も、自然と寄ってくる
- 食育にもつなげやすい
- 美しい日本語
この絵本は、絵本読み聞かせの会や講座でも鉄板の絵本です。
私が絵本講師の勉強をする中で学んだ『良書』とは、こういう絵本のことです。
子供たちの心を健全に育ててくれる、そんな絵本の一つ、「くだもの」。
赤ちゃんからOKですが、小学校低学年くらいまで、一緒に「あーーん!」と
楽しんでくれますよ。
本当に良い絵本を、遊びながら、食べるふりをしながら、楽しむ。
この繰り返しで是非子供たちを少しづつでも、絵本の世界に引き入れてあげてくださいね。